代表挨拶
株式会社 APERD
代表取締役社長 芳賀 仁
パワーエレクトロニクスは、現代社会のあらゆる産業を支える基盤技術です。再生可能エネルギー、モビリティ、産業機器、情報通信インフラ──これらの領域はすべて、電力を「いかに効率よく、正確に、そして安全に制御するか」という課題と向き合っています。世界的に脱炭素化が加速する中で、電力変換技術の重要性はこれまで以上に高まり、各国が技術開発と人材育成に力を注いでいます。
一方、日本のパワーエレクトロニクス分野は、長年にわたり高い技術力を蓄積してきたものの、産業構造の変化や人材不足、研究開発のスピード競争など、いくつかの課題に直面しています。特に、次世代半導体デバイスの活用、システムレベルでの最適設計、そして若手技術者の育成は、今後の競争力を左右する重要なテーマです。
こうした状況の中で、私たち APERD は「技術を未来につなぐ」という理念のもと、パワーエレクトロニクスの専門性を軸にした三つの事業を展開しています。
• パワーエレクトロニクス・コンサルティング
企業や研究機関が抱える技術課題に対し、回路設計、制御、評価、システム最適化などの観点から実践的な支援を行います。現場の課題に寄り添い、確かな技術に基づいた解決策を提供することを重視しています。
• 教育・トレーニング
パワーエレクトロニクスは高度で複雑な領域であり、体系的な学習と実践的な経験が不可欠です。大学・企業向けの講義や研修を通じて、次世代を担う技術者の育成に取り組んでいます。基礎から応用まで、現場で役立つ知識と考え方を伝えることを大切にしています。
• 電力変換器の設計・開発
回路設計、制御設計、試作、評価まで一貫した開発支援を行います。高効率化、小型化、高信頼性など、社会のニーズに応える電力変換器の実現に向けて、最適なアーキテクチャと技術選択を提案します。
これら三つの事業は、単独で完結するものではありません。技術課題の解決、技術者の育成、そして実際の製品開発は、互いに密接に結びついています。APERD はその接点となり、企業・研究者・技術者がより良い未来を創り出すための「技術パートナー」であり続けたいと考えています。
パワーエレクトロニクスは、目に見えないところで社会を支える技術です。しかし、その影響は確実に私たちの生活を変え、産業の未来を形づくります。だからこそ、技術に対して誠実であること、そして常に学び続ける姿勢を忘れないことが重要です。
APERD は、技術の本質を見つめ、社会にとって価値ある技術を届ける企業として、これからも挑戦を続けてまいります。皆さまのご支援とご指導を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。